2024‐07

青時雨

夏前の長雨に、まなざしはどこか鬱々として

ビニール傘越しに見た空はぼんやり曇り

ただその眺めは今だけのもの

「いつになったら降り止むの?」

ぽろんと転がり落ちそうな青葉に降り溜まった雨の雫をそっと耳元にのせて

雨はきっと上がるでしょうから

殻を装い、弾けるいつの日か

今日も爽快に立ち上がってみせる

眩しい夏はもうすぐそこだ

Aflican lily

花言葉:恋の訪れ 知的な装い ラブレター 優しい気持ち

開花期:5‐7月

ヒガンバナ科アガパンサス属の多年草。南アフリカを原産として10~20種類ほどの原種があるといわれている。花が咲く前はねぎ坊主のような姿、このような部分の破けて花を見せる。ギリシャ語で無限の愛や無償の愛といった意味をもつアガぺ(Agape)と、花を意味するアンサス(Anthos)から成り立っていて、「愛の花」という意味合いになる。

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